2005年08月07日

シナトラの名言

そうそう、その「対岸の彼女」の中に出てきたフランク・シナトラの名言

観衆の心をとらえる方法はひとつしかない
それは誠実かつ謙虚な姿勢で観衆に訴えかけること


これ見て、ああ、これって今のカーネーションだなぁって思った。誠実で謙虚な姿勢。これが、私がカーネーションを好きなひとつの要素。これがあるから、彼らの音楽が、より一層、深く深く、心に沁みるんじゃないかな。

そして最近、若いバンドの多くに幻滅している要素でもある。

やってる音楽がどんなに良くても、そこがダメだ感じると、そのバンド自体、全部がダメに思える。

やってる音楽が全然自分の好みと合わなくても、そこが良ければすごく好印象で、ガンバレよって思う。

ってことは、私にとって、それって音楽そのものよりも重要なんだな。
・・・やっぱおばさんなんですかねぇ。
posted by あや at 18:24| 東京 ??| Comment(3) | TrackBack(0) | カーネーション | 更新情報をチェックする

「対岸の彼女」 角田光代

私は本が好きか嫌いかといえば、キライ。もし、私も本が好きだったら、きっと勉強ももっと出来ただろうし、文章だってもっとうまいだろうし、知識も教養もあっただろう。本がキライなんてかっこ悪いよなぁ、とコンプレックスを感じたりもしてる。

人として、本は読むべきだと思うので、読もうと努力はしているんだけど、そもそも、努力してるって時点で間違ってるんだよね。本を読む人は、私が好きな音楽を聴くように、好きで本を読んでるんだからさ。あー、本が好きな人が羨ましいよ。

気になった本があれば、図書館で結構ばんばん予約入れて借りてるけど、物語の中に入っていけなかったり、文章が難解すぎて眠くなったり、描写におえーっとなったりして、少し読んですぐ返しちゃうことの方が多いのだ。でもそれはきっと、ヒットチャートの音楽がダメなように、ハリウッド映画がダメなように、自分に合う分野が見つからないだけなんだと思っているんだけど。

でも、この本は違ったのだ。私にしては珍しく2日で読んだ。しかも、すごい仕事が立て込んでるときに。他のことをしてても気になって気になって、早く先を読みたくて、読み終わった今も、ずーっとこの本のことを考えてる。本を好きな人ってこんな感じなんだろうなぁ。

でもまあ、本はキライと言いつつ、お気に入りの作家さんはいく人かいるわけで、ただ、じゃあその人の本をまた読もうと、思ってはいても、すぐに手が伸びなかったりするんだ。だけどこの人の本は、すごく、今すぐにでも読みたい、と思う。わかんない、今そう思ってるだけかもしれないし、この本だけかもしれないけどね。

すっごくおもしろかったんだ。一言じゃ言えないけど、いろんなことを、思い出したり、思ったりした本だった。群馬出身の私としては、親近感も持ったし。

けど、一言だけ言いたいことがあるの。
そのつま恋と、その嬬恋は、違うと思う・・・
posted by あや at 17:53| 東京 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする