2008年08月26日

直枝さんのお誕生日♪に思うこと 【4】

 このお題 (・・・なのか?) で記事を書くのも 4回目。まずは直枝さん、お誕生日オメデトウゴザイマス。と、いつものようにココでつぶやいてみる。

 49歳かー。この、行きそで行かないアンバランスな感じ。なんか “らしい” なぁなんて思って勝手にニヤニヤしてます(失礼な!)。私もちょうど 10コ違いの 39歳ですが、気持ちはもう大台。大台を迎えるための準備の年のような、私はそんな気持ちで過ごしていますが、直枝さんはどんなことを思うのかな。ま、直枝さんの 49歳と私の 39歳じゃあ、全然スケールが違いますがね(笑)。

 自分が毎年この日に書いてきたこと (→ 2005年 【1】 、 2006年 【2】 、 2007年 【3】 ) を読み返してみると、ここ1年というのが一番、私自身に変化があったような気がするなー。去年末のこの記事の最後の方にも書いたけど、私の、カーネーションに対する気持ちの “種類” が、変わったような気がしてる。

 去年のこの時点では、起こっていることがまだ何も見えてなくて不安でたまらなくて、そのあとに、秋のツアー、本の発売、映画 『ROCK LOVE』 の公開、月世界と、カーネーションや直枝さんの核心に迫るようなイベントが立て続けにあった。待たされてぐるぐる考えてたぶん、いろんなことを思ったよ。の割りに、なかなか記事に出来ずにいたのだけれど。

 ・・・というわけで、久しぶりに妄想飛ばします。お好きでない方は続きは読まないほうがよろしいかと。

* * *

 映画 『ROCK LOVE』 は、いろいろぐるぐる考えすぎて、結局感想らしい感想を書けなかった。観るたびに感じることが変わる、と書いたんだけど、これはその、たぶん 3度目?くらいに感じたこと。それは、「どうして、たたかうんだろう?」。その場所へ行けば、また傷つくかもしれないのに、どうしていつも闘い続けているんだろうかってこと。

 何のしがらみもなく、自分のやりたい音楽だけをやって、それを、好きだというファンがいて、それでいいじゃない?って私は思う。私は、そういう場所にある音楽が好きだ。それがいちばん、正直だと思うから。それじゃあだめなの?って。

 そう、直枝さんは、それじゃだめだと思ってるんだよね、きっと。いつもいつも、自分の背中を見つめて、自分がどんなふうに歩いているか、世間に対してどういう顔をしているか、を意識してるように思える。直枝さんは、自分がファンや後輩ミュージシャンたちに影響力があることをすごくよく分かってて、そういう、自分の背中を見てもらうことで、これからの音楽シーンを変えようとしている、いーやきっと、本来あるべき姿に正そうとしている・・・んじゃないのかな。

 これはつい最近、神森徹也くんの 「招かれざる客」 を読んで思ったこと。そういえば、一昨年何度か記事に引っ張ってきた、MUSIC DAY 2006 のときの対談(←まだ残ってた) もそんな感じだったなーと、今さらながら、そんな風に思ったのだ。音楽に対して何ができるか、自分の役割は何なのか、そういうようなことを常に意識しているんじゃないかって。

 私は学生の頃、音楽に関わる仕事をしたかった。でも、私のやりたいことは、それは、「仕事」にしちゃだめなんだな、と思ってやめた。私の好きなものは、「商品」だと思いたくなかったから。逆に、自分が好きでもない音楽を、商品として「売る」ことが考えられなかったから。(ちなみに私は、そういうことを極端に嫌う、バランスの悪い星の下に生まれているということが最近で判明。ウケた)。

 今でも、表で動いているシーンと私の好きなシーンは全く別のものだと思ってる。まあ、表のシーンが全部嫌いなわけじゃないけどさ。でも、そこへ出て行けば傷つけられる・・・って、思っちゃうんだよねぇ。言っとくけど、これは私の考えすぎ。分かってる。そして、カーネーションは、そこに切り込んでいかなきゃって考えている。

 でも私は、本当は闘ってほしくない。ていうか、傷ついてほしくないんだ。ええ、私はその昔 「ダメ男製造機」 と呼ばれた女ですから(笑)、甘やかしんぼです。ツライ想いをしてほしくない。基本的に私は、本人たちが楽しいと思って音楽をやっててくれれば、それだけでいいと思ってるから。だけど、

  遠くをもっと強く睨んで
  ボールをずっと高く投げ込んで

 そう、それが直枝さんなんだよなー。『ROCK LOVE』 後、カーネーション去年の秋のツアーから、特に強く感じている。怖がりの私なんか置いてかれてしまうんじゃないかと思うくらい。「がんばれ」、と心から思うと同時に、ときどき無理しなくていいよ、と思うこともある。立ち止まったり、振り返ったりしながら、それでも行く、っていうのは、男のロマンみたいなものなのかな。

 私にできるのはただ、ここで踊り狂うことだけ、だ。そして、誰のフィルターを介することなく、自分の目で見て、体で感じて、心で受け止めたい、と思う。多少曲がった受け止め方かもしれないけど、でも、誤解してていいんだって教えてもらったから (←これまた勝手な解釈だけど) 。そしてその誤解を、ココに放出させるのだ(笑)。こんな私にも想いを放出できる場所があってよかったよ。いい時代だわー。

 なんだか直枝さんについて語っていると、つい壮大に自分のことを語りたくなる。私が直枝さんにどうしようもなく惹かれるのは、単に音楽だけじゃなく、そういう、自分の価値観とか、存在意義とか、そういうとこにがしがしアクセスしてくるからなんだろう。なんかウザくてゴメン。直枝さん見てると、もっと自分で考えなきゃとか、自分で感じなきゃとか、そんなふうに思うんだよね。なんかもう、ファンだとか好きだとか、そういう言葉で片付けたくないっていうか、出逢えてよかったなーって心から思う。・・・なんかやばい。今年、重い?(笑)。

 今年はカーネーション結成 25周年、ではあるけれども、去年よりさらに情報は少ないし、近況を伝えるブログの更新も少ない。でも、去年ほど不安ではないんだ。なんていうか、そういう時期なのかなーと、ちゃんと思える。去年の秋からひとつひとつ確認してきたことで、自分の想いに自信がついた、のかもしれない。私の敬愛するゆかりさんの言葉を借りると、「大きな絵画を少し離れてみるように」 。そんな感じ?

 ・・・でもやっぱり、ほんとはもっと、カーネーションのこと語りたいなぁ。どんなときも “今” を見せてくれるカーネーション。さあ、25年目の “今” を観に行こう。そろそろ体力づくり始めるか〜(笑)。

25年目のカーネーション 『路傍のピクニック』
2008年9月14日(日) 恵比寿 LIQUID ROOM
OPEN:17:00 START:18:00 前売り¥4,500 +ドリンク代
*ドリンク代は当日会場でお支払いいただきます
出演:カーネーション [Support:佐藤友亮(Key,P)]
SPECIAL GUEST:會田茂一

チケットぴあ 570-02-9999 [Pコード:300-756]
ローソンチケット 0570-063-003 [Lコード:72791]
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp
(問)フリップサイド 03-3466-1100
posted by あや at 13:42| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | カーネーション | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます!えー全部は拝読してないのですが、朝から衝撃が走ったので...あやさんの御年に...!見た目、すごく若いじゃないですか!だけど文章や物腰には落ち着きがあって。しっかりされた方なんだなと思ってました。いや実際そうですが。でも40を挟んでの前と後ってやっぱり違ってきますよ。シミジミ...あやさんはいつまでもフレッシュ姉さんキャラで行けそうですが。あ、会社会社!ではまた。
Posted by ばもす at 2008年08月28日 08:46
ばもすさん、コンバンハ。
いや〜なんか、アリガトウゴザイマス。やっぱりそう言われるのは嬉しいっす! けどそれきっと、薄暗いとこでしかお会いしてないからだと思いますよ(笑)。いやいや文章も物腰もしっかりもなんもしてないですって。あんまり自分で言うと落ち込むのであまり言いませんが(笑)、この歳になっても大した責任も負わず、好き勝手やってるからですかね。気持ちだけはその辺の若者には負けてません(←というのが既に年寄りくさい:笑)。
Posted by あや at 2008年08月29日 00:41
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[carnation]
Excerpt: 今日はこの日記を読んで、なんだかぐっときました(^^;)特に泣けたのが次の箇所。 気楽にやりすぎ?直枝さんのお誕生日♪に思うこと 【4】より引用  何のしがらみもなく、自分のやりたい音楽だけをやって..
Weblog: めんちかつの腰くだけ日記
Tracked: 2008-08-28 19:59