2009年12月09日

カーネーション 『Velvet Velvet』 全曲語り

velvetvelvet.jpg 聴いてます。聴き倒してます。寝ても覚めても頭の中ぐるんぐるん。最近は “ながら聴き” もするようになったけど、それでもいつの間にか聴き入っては心臓ドキドキし始めたりしてる。もう、なんだろうねぇ。大好きなバンドの新しいアルバムは、やっぱり大好きなはず、とは思うのだけど、発売のときの記事にも書いたけど、こんな衝撃は今までに覚えがない。

 前のアルバム 『Wild Fantasy』 のときも、想像したのよりも違って驚いたけど、でもそれはカーネーションの流れをすごく汲んでるアルバムだと思ったのね。その前の 『Super Zoo!』 が特殊だったから、とか思って。

 でも今度の 『Velvet Velvet』 は、今までのどのアルバムにも似てない、と私は思う。立ってる場所、見てる世界が、今までとは全然違うと思う。でも明らかにそこは今のカーネーションが立ってる場所だってことがわかる。そして眼下に広がる広大な景色を、私たちに見せてくれている、みたいな。

 ほんのひと言ずつ・・・のつもりがだんだん長くなるのはいつものこと(笑)。えっと、私は相当な妄想やで、たぶんご本人たちの想いとは全然違った解釈してる部分も結構あると思う。でも、音楽って、作り手から離れて聴き手に届いたとき、その人にとって特別なものになるんだと思う。だから勘違いでもいいの!私が感じたことがすべてなの!という気持ちで書いてます。書いときたい。なので、そういうのキライな人はきっと読まないほうが良いかと(笑)。


01. Velvet Velvet
最初に PV で観たとき、すっごいびゅーびゅー風が吹いてるって思った。宇宙で風に吹かれながら地球を見下ろしてる感じ。歌詞に出てくる単語から 「Willow in Space」 の続きっぽいなぁと思ったんだけど、次の瞬間ヨーロッパの原っぱに降り立ったような。

02. さみだれ
「Velvet Velvet」 と Myspace に続いて先行配信で聴いた曲。それまで聴くことができた新曲たちとは違って胸がぎゅぎゅっとする感じで、筋トレの石井ゆかりさんが言う “土星の世界” だと思った。淡々とした歌とは裏腹に静かに盛り上がるドラムが泣ける。そして最後のあふれ出る叫び。うう、たまらん・・・!

03. 田園通信
んもー、ひたすらカッコイイ!めちゃめちゃキモチイイ! 直枝さんの声が犯罪的なヤバさ。2コード?に乗る同じフレーズの後で、映像がパッパ切り替わってはまた戻ってきて、みたいな。なんか PV 作りたくなる感じ。

04. Annie
ライブで何度も聴いた曲。想像したとおり軽快でポップで可愛らしい感じ。ご機嫌!シュンくんのピアノがキラキラまぶしい。この曲は結構歌詞を空耳りまくりましたな(笑)。やっぱり犬に追いかけられてた。ユニオン特典のエピソード超ーおかしかった!

05. この悲しみ
これまたクールで超カッコイイ! 左の方から聞こえるギターがすごい好きなんだけど、それがなんかあったかく感じられて、実は私、この曲は歌詞やテーマほど冷たく感じないんだなー。雨も、このアルバムには雨がいっぱい降ってるけど、なんかあったかかったり優しかったり、潤す系の雨が多いような気がしてる。でもこの曲は冷たい雨なんだよね。

06. Willow in Space
最初に聴いたのはウエケンさんのイベント、それから弾き語り、バンドで。どんどん曲が育ってきてると感じていたけど、すっごくなったねぇ…! 「タイタニックみたいに壮大に」 って言ってて、え?海?と思ったけど、なるほど海だわ。想像してたよりももっともっと広ーく深ーく静かな海。けどそんな壮大な景色の中で、波が近くでちゃぷちゃぷするような 「ちゃらりん・・・」 て音が何気に好きだったりする。

07. ジェイソン
これはもう 4月に相当ぶっ壊れたんで(笑)。このアルバムが出るまでの間は相変わらずマキシばっかり聴いてたので、再生数は文句なしに No.1。Short ver. も 5位につけている。やーもう、サルなんで! この曲は最初、アルバムから外すという話もあったみたいだけど、やっぱりココから何か変わったような気がしていたので、私は入ってないなんてことは想像してなかった。栄光のB面1曲目。

08. For Your Love
曲名から想像するに、「Songbook」 のようなあまーいラブソングだと思っていた。ので、Loft で初演のときすごくビックリした。けどこの日、 「おまえに手渡そうこのギター」 って歌詞は聴き取れていて、その後直枝さんの長いソロでギターを客席に差し出したとき、「きゃあ〜!手渡された!」 と思いながらベロンベロン触ってたのだった。空耳じゃなかった!(笑)。こう、振り回すような強引さにドキドキする。

09. 砂丘にて
このタイトルには参ったわー。もしかしたら大田さんが歌ってるのかなぁと思ったけど、直枝さんと大田さんのベタハモ。直枝さんの歌が直枝さんぽくないなー。カーネーションでのベタハモも楽しみだけど、密かに大田さんどこかで全編歌ってくれないかしらと期待(笑)。

10. Songbook
MySpace の試聴の時点で、たすけて・・・! というくらい腰砕けになってしまった。直枝さん、だめだよーこんなうた耳元で歌っちゃ! 「何度も言うけど、変なこと言うけど、信じていい」 。私はずっとカーネーションが大好きで大好きで、だけどいつもいらん心配ばっかりしちゃって一人でぎゃあぎゃあ言ってて、でもそんなのまで全部抱きしめてくれてるような、もうーなんともいえない幸せ感。アルバムのサブタイトル的な 「Songbook」 というのがこの曲のタイトルになっていることに、「このアルバムをきみにプレゼントするよ」 的な、ううう、私はずっとカーネーションを好きで良かったなあって、じわーんとしてしまうのだ。おっと語りすぎ(笑)。

11. Dream is Over
この曲聴いて広がる世界と言ったら、なんだろうねぇ。最初にネットカフェで聴いたとき(←初聴の儀式)、景色なんてもんじゃなくて、意識ごとどこか高いところに持っていかれているような、すごく不思議な感じがした。後になってこの曲について直枝さん自身が語っているのを聞いても、なんかそれに結びつかないんだよね。そーゆー次元じゃないっていうか、もっと崇高な感じ。夢終わってないよね、これ。

12. 遠い空 響く声
直枝さんはこの曲をエンドロールだというのだけど、私の感じるところによると、完璧ココまでしっかりアルバムになっております(笑)。前の 「Dream is Over」 から世界が終わらない。くっきりと景色は思い浮かぶけれども、やっぱり少し高いところから見ている感じ。この感じはどう言ったらいいんだろうなぁ。たぶん聴く人の持ってるものによっていろんな景色が見える曲なんだろう。パレードが来るら辺が自分的クライマックス。

* * *

 はー、語った語った、久しぶりに。きっとそんな時間ないだろうと思ってたけど、書き出したら結構するするっと書けた。今週末はいよいよツアーが始まる。ライブはまた違う感じになるだろうから楽しみ。ライブで聴いたらまた印象変わる曲も出てくるかもしれないからね。書けてよかった。

 このアルバム発売で雑誌やラジオやいろんな露出がすごいんだけど、インタビューとか読んで思ったのは、2人になってからの方がずっとバンドっぽくなったなぁってこと。それはたぶん、大田さんの声がたくさんこっちに聞こえるようになったからだろうなあ。

 ユニオン特典のコメンタリーがすっごい良かったよ。大田さんがどんだけ直枝さんの世界が好きか、カーネーションを誇りに思ってるか、そしてどんだけおっきく直枝さんを支えてるか。この 2人の関係ったらもうね、すごくイイ! カーネーションのファンの人には漏れなく聴いてほしいわー。これ通常版でももらえるので、まだ聴いてない人は是非ディスクユニオンへ(笑)。CD はほら、お友だちにプレゼントですよ!
posted by あや at 00:12| Comment(4) | TrackBack(0) | カーネーション | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お〜力作!
あやさんの妄想に押し流されないように注意しつつ(笑)、楽しんで読ませてもらいました。
>「このアルバムをきみにプレゼントするよ」 的な
うん、分かるなあ。それはたぶん直枝さんも意図したところなんじゃないかと。
ラスト3曲、ただごとじゃないよね。「遠い空 響く声」の広がり、覚醒する感じ、名曲すぎる!
そうか、ユニオン。あやさんがそこまで言うなら買いに行きますか。
Posted by nakamura8cm at 2009年12月11日 00:54
nakamura8cmさん、こんにちはー。コメントありがとです!
うふふ、久しぶりにがっつり語ってスッキリしてますよ(笑)。今回は輪ーかけてすっとばしてますが、でも、カーネーションはいつもそうだけど、今回特に妄想を許すというか、受け取った先でまた世界が広がるようなアルバムだと思うんです。もうほんと、ただ事じゃないですよね。
ユニオン特典、是非聞いてください!すごい濃いですよ〜。1曲についての話が1曲かかる間に終わってないんで(笑)。
Posted by あや@新幹線 at 2009年12月11日 16:40
こんな古い記事にこそーりコメント。
感じ方は人それぞれ違うし、もちろん私も共感できるところもあれば違うなあとおもうところもありましたが、カーネーションファンとして、とてもとても楽しく読ませていただきました。
あいをかんじる(^^)
会社の昼休みに読んだのですが、家に帰って、もう一度曲をかけながら読みました。なんだか、カーネーション好きの友達と「いいよね、いいよね!」とはしゃぎながら聞いてるみたいで、二度楽しめました。いえーい
Posted by チマコ at 2010年06月01日 23:38
チマコさん、こんばんは! コメントありがとうございます〜。
感じ方はそれぞれ、ですよね。私はそこが面白いところだと思いますし、このアルバムは特に、そういう自由さが多いような気がしてます。直枝さんも確かファンクラブの会報で、『私たちの手に届いたその向こう側』、みたいなこと言ってたと思いますし。 (←すみませんうろ覚え)
ということで私の妄想は加速するのですが(笑)、楽しんでいただけたのなら嬉しいです。また来てくださいね。いえーい!
Posted by あや at 2010年06月02日 20:57
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