・・・語ってます、語り倒してます、それはもう、ウザイほど。先に謝っときます。どうもすみません、すみません。
● 直枝さんのインタビュー
FC会報のインタビューとカブるところはあるけど、「booby」から「ラブスカ」ら辺の微妙な時期について、こんな風に言っているのを初めて読んだ気がする。ていうか、ひょっとして次の会報に後編として載るのかな?
なんか、なんかなんか、特に「パラゴー」〜「ラブスカ」、って言うのは、音楽的にすごいアルバムだったのかもしれないけど、実はこの頃、私はカーネーションから気持ちが少しだけ離れてた。ビデオにもなった渋公でのライブとか、直枝さんのメガネとか、ソロ活動とか、なーーんかモヤモヤ感じてたんだよね。この辺のモヤモヤについては、以前も何かで読んだ気がするけど、もう少し含みを持たせたような感じだったと思う。でも、今回のインタビューでは、しっかり過去のこととして、カーネーションの通ってきた歴史の一部になってるなぁと感じて、なんかちょっと泣けた。
すべてのカタチに意味がある、すべての出来事に意味がある。一昨年のゴタゴタなんかも、いつかこんな風に語ってくれる日が来るのかな。
● 大田さんのインタビュー
オレたちはカーネーションってバンドがベーシックにないとどうしようもないから。
バンドってそういうのが一番でかいんだよ。音楽性なんて二の次なんですよ。
号泣・・・! 大田さんはいつも、私が聞きたいなと思っていることを、きっぱりと、そんなの当たり前じゃん、という感じでさらっと言ってくれる。揺るぎがないというか、大前提なのね。
前に、FC会報に、Runnin' Wild ツアーのときのことが書いてあってさ。シュンくんと中森さんと5人でのライブになるけど、どんなに狭いステージでも、3人のこの立ち位置だけは譲れないんだ、ということを話しててね、そういえば仙台ではステージが継ぎ足されたりしてすごいことになってたなと、これ読んだときも涙が出るくらい嬉しかったなぁ。
そういうことを、さらっと、だって当然じゃん、ていう風に言ってくれるの。きっと大田さん自身、誰よりカーネーションのことが好きなんだろうなぁ、と思う。なんかすごく、頼もしいというか、安心する。大田さんがいるから大丈夫!って思えるんだな。
● その他の記事
なーんで矢部さんのインタビューがないのよ・・・。目次見て、そうかとは思ってたけど、矢部さん発のコトバがひとつも載っていないことにまず、がっかり。というか、ちょいと怒リング。そりゃあこれは、カーネーションの 20周年本ではなく、普通の音楽雑誌、で、カーネーションを特集していただいているわけで、たまたま取材の日程が合わなかったとか、何か事情はあったのだろうけど、これだけのスペースがあるのに、せっかくの特集なのに・・・。と思ったのは私だけじゃないはず。残念です。ひっじょーに残念。カーネーションは、3人でないとカーネーションじゃないのよ。
そして他の、ライターさんたちの文章を読んでいて思ったことは、・・・人それぞれのカーネーションがあるんだなと。そうそうそう! と思うところもあり、へぇーそんな風に考えてる人もいるのかーと思うところもあり。当たり前のことなんだけど、私と全く同じ気持ちでカーネーションを好きな人っていうのは、雑誌の中はもちろん、どこにもいないわけで。
今回書いてくれた人たちは、仕事として書いたというより、本当に1ファンとしての「カーネーション愛」を語ってくれたものが多かったと思う。だけど、ブログで一般の人の書く文章と違って、こうやって雑誌になってると、変に説得力があるよなあ。もちろん、書き手の文章力、てのもあるのでしょうけど。
で、誰がどんな風にカーネーションを好きなのかは気になるけど、私は、彼らの発するコトバや、作品や、ライブや、そういうものから、カーネーションを好きでいたいと思った。なんていうのかな、自分のこの、「好き」って気持ちを、誰の「好き」にも影響されたくないなぁっていうかね、自分の基準で「好き」でいたいって思ったのだった。逆に言うと、自分の中のカーネーションを守りたい、大切にしたい。・・・ええ、妄想の極み、ですな(笑)
特に、歌詞の解釈というのは、聴く人それぞれによって違う、違うのよ。前に、角田光代さんの本で、たしか対談相手の作品について、「自分のすごくプライベートな部分に、すっと手を伸ばしてくる作品」というようなことが書かれていて妙に納得したのだけど、私が「好き」なものっていうのもそういうもの。ていうか、聴く人が「好きだ」と思うというのは、絶対その人のプライベートな部分が関わっているわけで。
カーネーションって余計な説明がないというか、想像(妄想とも言う)を膨らますことを許してくれているというか、スケールがでかいので、聴き手によって本当にいろんな解釈があると思うのよね。だから、どっちかというと、ああ、それが全てじゃないのになぁ、というか、コレを読んだ人が、そうか、これはこういう意味だったのね、って簡単に思って欲しくないなというか。うーーーむ、私の思い入れが強すぎるのよね、妄想が過ぎるのよ、うん。
でもそんな中で、小川真一さんの記事がなんかすごくいいなぁと思った。「直枝さんとロック」、「溜め息」、「悲哀」、「決意」、「達観」、そんなキーワードが、私のカーネーションへの気持ちにしっくり来たのかもしれない。「切なさ」の解釈も近いのかな、とか。それと、断定的ではなくて、自分はこう感じる、という書き方にも親近感を覚えたのだと思う。そして、「いつでもロックに夢中/やっぱりこの気持も無駄にしたくないから」 このくだりにはじーんときたよ・・・。
アレックス・チルトンについても、今までもあちこちで話を聞いたけど、この小川さんの記事を読んで初めて、このアルバムを聴いてみたいと思った。直枝さんご本人でも祥子さんでも動かなかったこの私が、ええ、買いましたとも(笑) 聴いてみて、直枝さんの言ってることが、なんとなくだけど、ああー分かるなぁって思えた。そう思ったら、あの頃 3人がどんな気持ちで聴いてたんだろうと想像して、またちょっと泣けた。
* * *
“WILD HORSES”の対談で直枝さんが、「みんないちいち考えたくないんだ」って言っていたのがすんごく印象に残っててね(本当はこの対談で記事1本書きたかった)。「みんな安心したいんだよね。テレビを見たり、ラジオ聴いたり、悩みたくないんだ」ってとこね。それ、他の人と同じものを見て同じものを聞いて同じことを考える(考えた気になってる)、ってことかなって思ったんだけど、音楽雑誌ってのも同じなんじゃないかなって思った。
これからアルバムも出るし、メディアへの露出も多くなると思う。カーネーションをたくさんの人に知ってもらえることはすごく嬉しいのだけど、・・・うまく説明できないのだけど、私は、手放しで「行け行けーー!」って喜べないというか。変に誤解されなきゃいいなぁとか、ビジネスの波に飲み込まれて、本人たちが嫌な思いをしなければいいなぁ、なんて思っている今日この頃。
ここから先のことは、書き出すと本当に止まらないんだけどさ、この時の対談で直枝さんは、「降りていくことはできない」ってハッキリ言ってる。私はこれがすごくすごく嬉しかった。でも、そうだからこそ、ビジネスに乗せていくのにいろんな葛藤があると思うんだよね・・・。
なーんて書いてると本当に終わらない。まったく、要らない心配してるよね、私ってば。なんかしばらくカーネーションに会ってないので、いろんな妄想がぐるぐるして、ちょっとナーバスになってるのかもな。早くアルバムを聴きたいー。早くライブが観たいー。
・・・と言いつつ、直枝さんのトークイベント、祥子さまとカブってるのよーもーーー。最近カーネーション、よくカブるよね。去年の祥子さまもそうだったし、青山さんとかムーンライダーズとか、27日はジャック達だし。
でも今回は、祥子さまに行くことにした。年末のBOXX も先月の大阪も行けなかったし。てことで、久々の欠席、となるけど、こういうときに限って、なにかスペシャルがあるんだろうなぁ。くそーくそー。行かれる方、何卒詳細レポをよろしく頼みます。
どうでもいいのだけど、「WILD FANTASY」の写真をデスクトップで「並べて表示」にしてみたら、大田さんと矢部さんが寄り添っちゃって、直枝さんがなんか、ぽつーんとしてしまったのだ。わははは。
ってよそ様のコメント欄で妄想語りが止まらない〜。直接話しましょう今度(笑)!
あやさん、私も大田さんのあの言葉で泣けた一人よ(笑)。
なんかロック画報、最近読んでなかったからまた読まなきゃ。
いろいろ心配する気持ちもわかるんだけど、その反対方向に「信じていれば大丈夫」みたいな絶対的安心感もあるのよね。
いまのカーネーション、強いから。
moonlightdriveさんの書かれている「直につながる糸」っていいですね。
カーネーションとファンの関係って、他のバンドにはない関係性があるんだと思います。
>カーネーションのことよく知っていてすごく愛してるからこそ、の不安だったり心配だったり、だよね。
うう、分かってくれて嬉しいな。自分で自分の気持ちを説明できないでいたのだけど、そういうことだと思う。売れると遠くに行ってしまう・・・的な不安とは違うんだよね。
「直につながる糸」、ほんといい表現だね。ああ、私もこのコメントの返事を書いてたらまた妄想が止まらなくなりました。是非今度、お互い涙目になりながら語りましょう。
◎ツカサさん
やっぱ泣くよねぇ。ツカサさんもここに引っかかってるんじゃないかと思ってたよ(笑)
うん、「信じていれば大丈夫」なんだけど、その今のカーネーションの強さってのは、やっぱファンのパワーがでかいよね。なんかねぇ、ただバンドとファン、てなだけじゃなくて、運命共同体のような気がするんだよね。3人になってから特にそう思う。
て、私みたいにただ心配してるのはパワーじゃないか(笑)
ふと気付くと、GWのWILD HORSES以来(カネ以外も含め)ライブに行ってないっ!バレエ一回観にいっただけだわ…これはいかんです。
記事の中では、キングジョーのマンガに共感しました。あんな酷い状況ではなかったけど、「ベンチャービジネスVol.1」は私にとってもの凄く重要で、自分の中に入り込んできた一枚であったことを思い出しました。
大田さんの、「音楽性なんて二の次」っていうのもすごい言葉だよね。普通言えないじゃない、こんなこと堂々と。
よく「音楽性の違い」とかで脱退したり解散したりするバンドがあるけど、絶対本当の理由は「人間性の違い」の方が強いと思うんだよね。
バンドそのものに強いコンセプトがあるなら別だけど、カーネーションみたいなバンドはどんな音楽をやってもカーネーションになっちゃう(カーネーションにしかならない)でしょ。
メンバー同士がそれぞれ個人と、バンドそのものを認めているからどんなことでもできるんだと思うんだ。
誰かが変化球を投げても、それに応えられる技術と容量の多さみたいなものを、直枝さんも大田さんも矢部さんも持っているからね。
そしてやっぱり心意気ですよ。こんな最強な三人いないよね。
そしてファンはただ「応援する」とかっていうスタンスじゃなくて「共に走ってる」て感じよ。
まさにあやさんの言う「運命共同体」だと思うよー!
・・・・長くなっちゃってゴメンね。(自分のブログに書けよなー、私)
うはは、長いのは放っておいてくださいよ、っていやいや、いつも読んでくれて、&コメント、ありがとうございます(笑)
キングジョー氏のマンガ、良かったですね。彼の中のカーネーションがどんだけでかい存在なのかってすごい伝わってきました。「ハイウェイ・バス」って、こんなにいい歌詞だったんですねぇ! やっぱ聴く人のコンディションとかタイミングによって、引っかかるところって違うんですよね。カーネーションへの想いもそれぞれ。この特集も、読む人のカーネーションへの想いの種類によって、どの記事がいいって分かれるんでしょうね。
ところで、私にとっての「ベンチャービジネスVol.1」は、前にも少し書いた(コメント欄は貼れないのね・・・>http://pururu.seesaa.net/article/718431.html)のだけど、最初に手にしたときは全然受け入れられませんでした。で、朝起きてこの書き込み見て、久しぶりに聴きながら出勤したんですけど、「愚か者、走る[Rainy Day Demo]」にマジ涙出るかと思いました。なんか、すごい、沁みた〜。
なんか、nakamura8cm さんのこういう熱い話、もっと聞きたいな。
◎ ツカサさん
そう、「音楽性なんて二の次」ってほんとすごい。でも私もそう思ってて(ていうか、私はそんなに音楽を語れないので)、そういう「想い」みたいなものが、バンドの音楽性を作るんだと思う。
>どんな音楽をやってもカーネーションになっちゃう(カーネーションにしかならない)でしょ。
いやーん、もう、そうよそうよ、そうなのよ、それなのよ。
>誰かが変化球を投げても、それに応えられる技術と容量の多さみたいなものを、直枝さんも大田さんも矢部さんも持っているからね。
私もファンとしてそうでありたいと思ってる。キャッチボールみたいに目の前に飛んできた球だけを受け取るんじゃなくて、速い球でも大きなフライでも、がんばって追いかけてってキャッチしたい。だからどうぞ笑顔で千本ノックして〜ってな感じで(笑) ああもうなんか泣きそうなんですけど。