2006年11月26日

11/24 ムーンライダーズ 渋谷公会堂 渋谷C.C.Lemon ホール

moonriders.jpg

行ってきた! ムーンライダーズ@渋公じゃない、渋谷C.C.Lemon ホール、ていうか何それ、いいじゃんね、渋公で。エッグマンだっていつの間にかエッグマンに戻ってるし。というわけで、私のしょぼいカメラ(携帯の機種変は見送った。まだしばらくアンテナ付き mova で粘るぜ)では何だか分かりませんが、黄色く光っているのはレモンです。

中はあまり変わってないけど (ていうか、前どんなだったかあまり覚えてないけど)、椅子が少しおしゃれ〜になったような (木目の背もたれに赤いクッション)。トイレがキレイになったような。

で、ライブですが。いやー、カッコよかった! ココを読んでくださっている方々はモチロン、私は矢部さんを観に行ったと思っているでしょうが、ええ、やべさーーん! カッコよかったよぅー(泣) あーたくさん見た、思う存分矢部さんを見た、けど遠かったー。

チケット取った当初は、矢部さん出るのかなー、どうかなー、うーん取っちゃえ! という感じだったのだけど、新しいアルバム 「MOON OVER the ROSEBUD」 にビックリ仰天してしまい、黙ってたけど実は結構ハマってました。そしたら矢部さんも出ることが発表になり、わぁーい! てな感じで。って前置き長いね。

以下、超超偏った感想ですが。

* * *

渋公C.C.lemom ホールのステージには黒い薄い幕が下りてる。 【When This Grateful War is Ended】 が流れてステージが明るくなると、右端の方で白いクロスのかかったテーブルを囲む6人。一人ひとり席を立って持ち場へ行き SE にオーバーラップするように演奏が始まる。くーおしゃれ!

で、本人たちをスクリーンにして、映画 「マニアの受難」の予告編? 見たことのある映像が。ぞぞぞと鳥肌が立った。開演前に見た薄い幕の存在をすっかり忘れていたのだけど、どうやらそこに、映し出しているらしい。もちろんその向こうの本人たちもスクリーンになる。そしてこの映画のテーマソング?の 【A Song For All Good Lovers】 。あーどうしよう、すごいカッコいい。

そしてきゃーーー、矢部さん登場〜! で 【WEATHERMAN】 って、いきなりこの曲かよ! わー大好きなのだこの曲! ああ、矢部さんカッコいい〜! 間奏はハープの博文さんにスポットが当たってたけど、やーここはドラムでしょ。矢部さん矢部さん! ・・・い、いや、博文さん、カッコいいかも! ハープを吹く博文さん、なんかそのハープを構えるその立ち姿がすっごくカッコよかった。ああ、ココは矢部さんを見るぞと決めてたのに(笑)

【果実味を残せ!Vieilles Vignesってど〜よ!】 なんて、矢部さんのためかっつーくらいドラムがカッコいい〜。【11月の晴れた午後には】 はスティックを先の丸いヤツ(マレット?)に持ち替えて。ずっと同じパターンを叩くのだけど、動きが大きくて、ドドンてずっしり重たくてカッコいい。もう、申し訳ないくらい矢部さんばっか見てる。

【Serenade and Sarabande】 。たぶんここからかな、コーラスの Sachi さんが登場。普通のコーラスさんみたいにスタンドマイクじゃなく、最初に 6人が着いていた白クロスのテーブルに静かに座って、ところどころをハンドマイクで。うーん、すてき。後半、「m.o.o.n.r.i.d.e.r.s..」っていうところでは、ステージ全体のスクリーンに、moonriders の文字が踊る。うわー、また鳥肌。

あれ、今思い出した。曲間に水の音、たぶん、ボートを漕いでいるような、ちゃぷんちゃぷん、ていう水の音が、流れてた。この音が、ステージ全体の青い色と重なってキレイだったんだなー。あ、あとガシャコンガシャコン、機械が動くような音のときもあったな。

マンドリンの音がすごいキレイ〜な 【琥珀色の骨】 。でうっとりしていると、「骸骨がうれしそうに・・・」ってとこで、今度はスクリーン(ステージ)に骸骨が・・・。ごめん、これは笑った。だってほんとに嬉しそうにカタカタはしゃいでるみたいだったんだもん。

慶一さんが Sachi さんの座っている横に、こちらから見て横向きに座り、話しかけるようなつぶやくような感じで 【Vintage Wine Spirits and Roses】 。これはレストランを想定してるのだろうか。Sachi さんは白のワンピースで凛として座っていて、慶一さんは背中を丸めて。良明さんが二人を窺うようにギターを弾く。歌が終わると Sachi さんは慶一さんを置いて立ち去り、うなだれるような慶一さんの肩を、お店の人(たぶんほんとはローディさん:笑)がポンポンと叩き、ギターを手渡す。

すげーすげーすげー、なんかもうほんとに感動しちゃったんだよね。そしてゆっくりともとの位置に戻って 【When This Grateful War is Ended 】。くじらさんは慶一さんのマイクに寄ってって同じマイクで。曲の終わりに、テレビをいきなりブチッと切ったときになるような光が走った。と思ったら、例のステージをスクリーンにしていた幕が、パッと落とされたらしい。

そしてなんとココではじめての MC なのだ。うわぁー、めちゃめちゃカッコいい〜、どうしよう〜! これまでが第一部って感じだったのかな。ひとつのお芝居を見ているようだったよ。もう泣きそう。

そして、暗い青っぽい照明から一転、オレンジ色になって 【ゆうがたフレンド】。私、この曲、アルバムで聴いたほうが先だったので、「あひるあひるあひる・・・」に思わずぷっと吹いてしまったのだった。(シングルはその後 iTMS で購入) 相変わらずすんません、矢部さんばかり見ていたのだけど、後半、一番低いタムを手のひらでバンッって叩いたときにはすんごいビックリした。遠かったけどちゃんと手のひらがムキって開くのが見えた。

【腐った林檎を食う水夫の歌】では、ここでも歌詞に合わせて骸骨が、しかもちゃんと 6体出てきてやっぱり笑ってしまう。こう、頭からぬーって出てくるとこが可笑しいのだ。

そして 【Dance Away】 のかしぶちさんから始まり、順繰りにメンバーをフィーチャー。この辺りは昔の曲が多かったみたいで、知らない曲が多かった。ので、すみません、また矢部さん鑑賞を(笑) で、【馬の背に乗れ】 あたりでちらほらと席を立つ人がでて、 【トンピクレンっ子】 でようやく総立ち(笑) いやぁ、皆さんオトナだなーって。

そうそう、どの曲だったかなぁ。慶一さんが客席に下りちゃって、通路近くのお客さんを次々と引き連れて、がーーーーーーっと客席通路を走り回ってるのには笑ったなぁ。何人連れてったろ。何週走ってたろ。みんな手をつないで思いっきりぐるぐるぐるぐる走り回ってた。すげー、こんなの他で見たことないよ。ていうかお客さんもよく付いて走ったよなぁ。仕込みかよっ!?ってくらい。

慶一さんの、「残りあと 2曲」といって始まった 【ダイナマイトとクールガイ】 。この曲のドラム、出だしからずっと、あーなんかカーネーションの 5人時代みたいだなぁって思ってた。何でだか分からない。音がいつもとちょっと違うのと、パターンが何かに似てたのかも。このとき、ふと、あー今度の AX 大所帯、どんなになるかなぁと想いを馳せてみた。

本編最後は 【Cool Dynamo, Right on】 。ううう、この曲、ものすごい好きなのよ。メロディがもうものすごく好き。そして出だしの歌詞、「君に預けた僕のハッピー 冷凍にして持ってておくれ」って、これだけでもうノックアウト。最後は総立ちのお客さんとサビを大合唱。そういえば、この前のアルバムのときからもしかしてと思っていたけど、私はどうやら、岡田さんの曲が好きみたい。

そしてアンコールでパンパン呼んでいると、くじらさんと慶一さんが一瞬出てきて何かやってすぐ引っ込み、ん? 何だ今のは? と思わせといてしばらくして全員が登場。

【BEATITUDE】 で(たぶん)、良明さんが客席に降り、慶一さんも、今度は通路を 1階席の一番後ろまでだーー登ってきて、私はその近くだったので思わず、「きゃぁ〜、慶一さぁん!」、と心の中で手を伸ばしてみたりして。

そして、【DON'T TRUST ANYONE OVER 30】 。OVER 60 まで増えていくやつ。それから、【Who’s Gonna Die First ?】 。あーカッコよかったなぁ。この曲だったかな、この前だったかな、矢部さんがきゃー、なんかすっごく楽しそう!!って思ったのだ。そしたら博文さんが、おっ!って感じで振り返ってたのが嬉しかった。

最後、矢部さんも Sachi さんも一緒に一列になって挨拶して退場したあと、鳴り止まない拍手に 「蛍の光」の SE。そしてステージの後ろにでっかい、「30」という風船?が、下からムクムクと持ち上げられ、くすくす笑う客席に灯りがついて終演。

* * *

今回みたいな構成、今のムーンライダーズしか知らない私にはとっても嬉しかったな。やっぱ想い出をたくさん共有している古くからのファンには敵わないけど、私は今のムーンライダーズがカッコいいと思う。というのは実は、アルバム 「MOON OVER the ROSEBUD」 を聴いて思ったことなんだけどね。うわー、かっけーわ、この人たちって。今日のこのライブ観て、あらためてそう思った。

と言いつつ、帰りに iPod でアルバム聴いてると、頭の中は全部矢部さんのプレイしてる姿に置き換わって、頭の中できゃあきゃあだったのだけど。(ああ、かしぶちさん、ごめんなさいー!) けど、そういえば私はかしぶちさんがメインでドラムを叩いているところを、見たことがないんですな。

そういえば、矢部さんの動きがいつもよりすごく大きく感じた。のは、大きい会場だからかなぁ、高いところにいて全部丸見えだからなぁ、なんていろいろ考えたのだけど、他の人の動きが少ないから、だったかもしれない。いや、矢部さんばかりを見てたからそう思ったのかもしれない。

あー今日は本当に矢部さんを堪能した。あーシアワセだった。やっぱ矢部さんでよかった。会報で、音楽以外のことで忙しいなんて書いてたし、ボロフェスタは矢部さんじゃなかったから、今回はないかなぁと思ってたんだ。(そしてハンコは全部もらえたのかが気になる今日この頃)

ツアーが終わって、これで矢部さんも AX! に気持ちを切り替えられるのかな。・・・ていうか、私の方がしばらくは、ムーンライダーズ、かもしれない・・・けど。


<セットリスト> 〜ネットでかき集めました。違ってたらごめんなさい〜

01. When This Grateful War is Ended
02. A Song For All Good Lovers
03. WEATHERMAN
04. 果実味を残せ!Vieilles Vignesってど〜よ!
05. 11月の晴れた午後には
06. Serenade and Sarabande
07. 琥珀色の骨
08. Vintage Wine Spirits and Roses
09. When This Grateful War is Ended
10. ゆうがたフレンド
11. 腐った林檎を食う水夫の歌
12. Dance Away
13. 砂丘
14. シナ海
15. ニットキャップマン
16. ニットキャップマン外伝
17. 馬の背に乗れ
18. トンピクレンっ子
19. 工場と微笑
20. ダイナマイトとクールガイ
21. Cool Dynamo, Right on
---
22. BEATITUDE
23. DON'T TRUST ANYONE OVER 30
24. Who's Gonna Die First ?
posted by あや at 01:49| 東京 ????| Comment(5) | TrackBack(1) | ライブ
この記事へのコメント
あやさん、コンニチハ!当日は会えなかったけど、
あやさんどっかで矢部さんにブッ倒れてるんだろうなーと思ってました(笑)。
カッコよかったよねえ。私は前半座ってたときは、
ちょうど慶一さんの影になって矢部さんが見えなかったんだけど、
スティックの先の動きだけで「あ〜矢部さんだ〜!」って悶えてたよ(笑)。
かしぶちさんとのツインもカッコよかったしねー。
他にも見どころ多すぎて、あらためて反芻している感じ…。
記事、TBさせていただきました!
Posted by moonlightdrive at 2006年11月26日 14:16
どもども〜! 私も1階席の後ろの方ーから、たぶんあの辺にいるんだろうなって見てました。もしや走っているのは moonlightdrive さんではないかしらと目を凝らしてみたりしてね(笑)
矢部さんが見えなかったのは残念だったね。でもその分私が見といたから(笑) 私は左の方がちょとだけ見ずらいけど、ステージ全体見渡せるとってもいい場所でした。
スクリーンの演出きれいだった。前の方でもちゃんと良く見えたのかな?
Posted by あや at 2006年11月26日 15:55
>黙ってたけど実は結構ハマってました。

ふふふ。私も久々に「ハマった」って感じのライダーズアルバムでしたよ。いい時にいらっしゃいました!(←えらそう)
私も矢部さんが紹介されると必要以上に(笑)拍手をしていたつもりです。今年一番よく見たミュージシャンは矢部さんだし。
ところで「琥珀色の骨」のガイコツの演出だけは、ちょっとどうかな?と思いましたね(笑)。曲が美しいだけに。
何年か前、やはりライダーズ@渋公で、開演前に直枝さんを発見して無理やり握手してもらい、「今度のライブ楽しみにしてます!」とか言った思い出があります。
Posted by nakamura8cm at 2006年11月27日 01:22
そうかー、長いファンにとってもやっぱりいいアルバムなんですね。やーいい時に来た(笑)
前もどっかで?書いたかもしれないけど、やっぱ30周年のときって長い歴史を一緒に歩んできたファンのためのライブだったと思うんですよ。で、ちょっと置いてかれた感があったんですけど、今度のライブは新しいファンでも本当に楽しめました。ああやって、2部構成になってることでメリハリというか、こっちの気持ちの切替もできたし。
慶一さんの日記を読むと、なんか新しいファンをすごく意識してくれているみたいじゃないですか。ああ、ホントに現在進行形のバンドなんだぁって、今から好きになってもいいのかなぁって思いました。

あれ、何でまたコメント欄で語ってるんだろ(笑)

>私も矢部さんが紹介されると必要以上に(笑)拍手をしていたつもりです。
わはは、私はあえて均等に。だって周りの人に申し訳ないくらい矢部さんばっか見てたので・・・って別に誰見てるかなんて分からないけど。なんとなく。

>「琥珀色の骨」のガイコツの演出だけは、ちょっとどうかな?と
確かに。うっとり〜、から、ぷぷっ、でしたからね。曲に申し訳ないような感じもしますね。

>何年か前、やはりライダーズ@渋公で、開演前に直枝さんを発見し・・・
むきゃーっ!ウラヤマしぃー。私は今回、一色さんと松尾清憲さん、青山さんを見かけましたが、声なんてかけられるはずもなく・・・。
青山さんの日記のよると、ずいぶんたくさんのミュージシャン(と思われる)がいらしたみたいですね。
Posted by あや at 2006年11月27日 20:08
ええー? 「ゆうがたフレンド」ってシングルと iTMS ってバージョン違うのかー。
歌詞欲しいなって思ってたし、・・・買うか。
あ、そうそう、「マニアの受難」サントラ、会場で買いました。むー、買いすぎ?
Posted by あや at 2006年11月28日 01:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/28284361

この記事へのトラックバック

ムーンライダーズ@C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)
Excerpt: ムーンライダーズ「OVER the MOON / 晩秋のジャパンツアー2006」2006/11/24(金) C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)「“30周年”は4月の野音で終わって、今回のアルバムは...
Weblog: 月夜のドライブ
Tracked: 2006-11-26 14:09