2004年07月22日

警告

2年位前、旦那が仕事を通して知り合ったある有名人(半分芸能人みたいな)が、旦那の実家の家業の宣伝のために一役買ってくれると言ってきてくれた。両親は自分たちの商売に少々自信をなくしていた頃だったのだが、お陰でモチベーションも上がり、名も知れるようになり、忙しい毎日を送っている。

昨日、その人から旦那に直々に電話があった。
「どう?調子は?」
「ええ、お陰さまで売上げも持ち直しつつあります。」
「じゃぁそろそろ請求していいかな?」

2年前のそのプロモーション費を請求するというのだ。
旦那も私も両親も、その人が好意で言ってきてくれているのだとずっと思っていたので心底驚いた。それも、店の1ヶ月の売上げの半分以上に相当する額。利益じゃない、売上げだよ。ここから仕入・住宅ローン・水道光熱費・両親やほぼ寝たきりのおばあちゃんの生活費をまかなっているのだよ。

確かにこっちが勝手に「好意」だと思ってただけだけど、でも店にも足を運んでくれたんだから、どんな規模のお店かなんて分かるでしょうに…。

「こういうのはね、金額じゃないんだよ、気持ちの問題なんだよ気持ちの。」

何でも、お世話してやったのに私たちの感謝の気持ちが足りないらとずっと思っていたしい。その気持ちというのは、お中元とかの内容らしいのだ。ホントかよと突っ込みたくなるがそうらしい。

毎回、その人が好物だと言っていた物を贈っていた。食べ物だからそんなに沢山送っても食べきれないだろうし、金額にしたら確かに大した金額ではなかったかもしれない。それを毎回「これっぽっちかい?」という気持ちを我慢して我慢してきたけどもう限界、なのだそうだ。

それに、旦那はその人を両親に紹介して、その後のことは割りとほったらかしにしていた。この人に裏表があることは仕事を通じて知っていたので、あまり関わらないようにしていたらしい。だから、気持ちが足りないと言われれば確かに足りなかった。

でもさ、お金の問題じゃないと言いながら、お金の問題だって言っているよね。

しかし、テレビにも割りと出ていて名の知れている人が、わざわざ電話してきてこんなことするんだね。こういうことってドラマの中ではよく見るけど、本当にあるんだって感心してしまった。


前向きな旦那は、これはどういう警告なんだろう?と真面目に考えている。私は言ってやった。
「人のことレベル分けしているでしょう?それが相手に伝わってるのよ。」
この人は、旦那の電話の対応も失礼だと怒ったらしい。私も傍で聞いててそう感じた。半芸能人なんてあちこちで持ち上げられてる人なのに、そんな諭すような話し方していいの?って。キライでもいいけど、あれはちょっとバカにしてるのかって言われても仕方ないと思うよ。請求額も、ひょっとしたらそれで何倍かに跳ね上がったんじゃないかい?

普段、あまり人付き合いでトラブルを起さない彼は、ものすごくしょんぼりしてしまい、夕べは21:00過ぎに寝てしまった。

今日も変わらずしょんぼりしているが、いろいろ考えた結果、今回の件は「謙虚さを忘れるな」という警告だと捉えることにしたらしい。私にも思い当たることはたくさんある。肝に銘じよう。

そしてこの件は、両親に払えとはとても言えないので、うちで払うことにした。
うーしかし高い授業料だなぁ!
posted by あや at 13:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・お勉強系 | 更新情報をチェックする
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