スペシャルゲスト:大友良英
今年、祥子さんは “sho-co-motion Live Series 2007” ということで、半年かけてライブを行っている。ツアーっていうか、東名阪と現在お住まいの京都にて、毎回共演者を変えて。すごいよー。メニューが同じツアーだって毎回同じライブは無いけど、相手が違うんだから毎回何が出てくるか分からない。
ほんとは全部見たいとこだけど、今回はボリュームにおののいて、東京 3公演のうち、27日の MANDA-LA は断念した。いつもニカさんと演っている渋谷毅さんとどんな風になるのか興味はあったのだけど、矢部さんが出る 2回はどーーしても逃せないと思ったので。あ、あと 2月の予告編に行ったな。記事飛ばしてるけど(セットリストのみ:涙)。
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指定席だったので開場時間過ぎて到着。が、開場が少し遅れてたよう。しっかしでかいなー、会場。ライブハウスじゃないよ、ホールだよホール。物販が出てたのでトートを購入。かーわーいーい〜♪ 小ぶりで図書館バックに良さそう。
どんな衣装だろうーと思ってたら、先に登場したベースのかわいしのぶさんが、水色のふわっふわのスカートに髪型はピッグテールというの? 高い位置で二つ結び。うわ、やっぱそうきたか! で、祥子さんは、ピンクと黒のやはりふわふわ。でっかい音符がついてて、髪はサイドでひとつ結び。
山本拓夫さんは、ライブ盤や DVD では見ているけど、実際のライブは初めて。そして矢部さん。うわぁぃ、矢部さぁぁん♪ やー、ドラムはきっと中央奥だろうと思ってたんだけど、左かなり前方で、もうすっごいバッチリバッチリ。メガネかけてなかったなー。なんか久しぶりだったかも。
まずは祥子さん、青のエレキで 【風の扉】 〜 【Get Back】 。よく知ってる曲を矢部さんのドラムで聴くと、ああー、やっぱり好きだなぁと思う。説明できないんだよなー、矢部さんのどこが好きなのか。
ピアノに移動して、エレピで 【夏はどこへ行った】 。うおー、大好きだー。まずここでひと鳥肌。ウーリッツァで 【Swallow】 。この 2曲、矢部さんはブラシだったと思う。
ここでバンドはいったん退いて、ウーリッツァ弾き語りで 【契約】 。今日はバンドでガッツリ、かと思ったけど、いつもの感じ。で、「なんか聴きたいのある?」とリクエストで 【言葉】 。それから、えええ? もう? ってな感じで 【あたらしい愛の詩】 。うああー、いつ聴いてもすごいのだこの歌は! ぞわぞわーっと膝まで鳥肌。
さらにリクエストで 【舟】、で、中央ギターへ。明るく手拍子が起こる客席に、「あの、この曲、コワイ歌ですから」(笑) けどこの曲、すごく好きなんだよなー。私は好きな人を殺したいと思ったことはないけど、ないのに、その気持ちがなんか分かる。
続くリクエストは 【Frederick】 。うわー、ナイス! 祥子さん、その場でコードをひとしきり練習しながら弾き語りで歌いきる。すげー! そんな、コードも危うい曲をやろうなんてすごい度胸。そしてこの弾き語りがすごーくカッコよかったのだ。あとこれもリクエストだっけ? ウーリッツァにもどって 【メロディ】 。
そして、ホームページで予告のあった、【風に折れない花】 の歌唱指導(笑) これ、JOY SOUND で、リクエスト上位に入ればカラオケに入れてあげよう、という企画があって、私も毎日ポチポチ投票してたんだけども。で、客席から志願者 6人?(すべてて女子)がステージに上がり、祥子さんと拓夫さんの伴奏でワンフレーズずつ一人ひとり歌う、というもの。感激でウルウルしてた人もいて、祥子さんのファンて、やっぱ一人ひとりの想いがすごい強いんだなーと思った。
それから、ここからまたバンド復活?で、新曲 【Father Figure】。祥子さんはエレピかな? ファザコン三部作の完結編、と言ってたけど、残り 2曲って、どの曲だろう・・・? そしてギターに移動して、 【Circle Game】。
この 2番に入るとこ?で、祥子さんは何やら間違えてしまったらしく、曲が止まってしまった。そこで何かがぷちーんと切れたのだろう。客席に向かって、 「みんな楽しいの? 楽しいならもっと体を動かして!」 と。もともと苛立っている歌、というのもあったのかもしれないなー。セッティングに入っていた大友さん(←最初、ローディの人かと思ったよ・・・)にも、「ねえ、大友さん、楽しい?」 と。「楽しいよ、ホラ、あの人なんかすごく楽しそうだよ」 「ほんと? ・・・ごめんね」 というようなやり取りがあって、すこし落ち着いたのかな?
で、今度は大友さんも一緒に仕切りなおし。そこから 【依存と支配】 〜 【Gimme Some Life】 。こーれーがーもう! ものっすっごい迫力でカッコよかった! 歌に入ってく祥子さんもすごかったけど、バンドも、祥子さんのその “揺れ” が影響したのか、なんか上手くいえないけど、すごかったのよー。
【依存と支配】 のあと、矢部さんがスッと消えたと思ったら、入れ違いに入った祥子さんが立ったまま、怒りに任せて、って感じのドラムソロ。 【Gimme Some Life】 はドラムで歌。あーこれ、記事飛ばしてるけど、 2月のときはドラムのみ、叩き語りだった。あの時もすごかったけど、この日は歌への入り方が違ったよ。終わったらスティック、ポイッて後ろに投げちゃったりして。あーカッコよかったなー。
それから、気分を変えてココからは想い出の曲?カバー大会。【Any Way You Want It】 〜 【Rock And Roll All Nite】 。洋楽に疎い私でもさすがに知ってるぞと、大声で一緒に歌う〜、けど微妙にいえてない〜、えいご〜。で、わはわは大盛り上がりで本編終了。
アンコールではまず祥子さん一人で、またリクエストを。【TRUE ROMANCE】 、これはアカペラだった? それから 【Angel】 。 「感じたまま生きて大丈夫なのよ♪」 歌が終わってからも、まるでハナウタを歌うように繰り返していたのが印象的だった。
そして再びバンドを呼びこむ。祥子さんに合わせて “女の子” でキめてたかわいしのぶさんが、スカートの両端を持ち上げてお嬢様お辞儀。すると、次に呼ばれた矢部さん、真似してズボンの脇のとこをピロンとつまんでちょこんと膝を曲げる(うはははは!) うーあー、矢部さんだよー、おもしろすぎるー! こんなアウェイでそのサービス、気づいた人は少なかったかもしれない。けど、いやー、私ゃ大喜び。喜びすぎた。矢部さん最高〜!
で、 【Saturday Night】 。うわー、この曲知ってたけど歌うのははじめてかも。「S・a・tur・day Night!」 って言ってたんだー(笑) それから、「サモアの歌」をイメージして作ったという 【どこにもかえらない】 。この途中で、祥子さんは感極まって歌えなくなってしまう。すると、バンジョーを弾いてた大友さんが 「歌え歌えー!」と客席に腕を大きく振り回す。ああ、いい人だなー、大友さん。
最後は客席みんなの 「ラララララララ・・・」 のコーラスと手拍子。バンドが退け、祥子さんも退けて、けど、客席の歌と手拍子は鳴り止まず。うわー、なんか涙でそう。そして祥子さんが一人で登場し、客席の手拍子に合わせてアカペラで歌いだしたのは、【上を向いて歩こう】。この前の、【どこにもかえらない】 の間奏で、この曲のフレーズが入るのね。もちろん、客席も大合唱。
そんなこんなで、いろいろあったけど、最後は和やかに終了。すごくすごく胸がぎゅーっとするライブだった。
<セットリスト>
01. 風の扉
02. Get Back
03. 夏はどこへ行った
04. Swallow
05. 契約(スペルバインド)
06. 言葉
07. あたらしい愛の詩
08. 舟
09. Frederick
10. メロディ
11. 風に折れない花
12. Father Figure (新曲)
13. Circle Game
14. 依存と支配
15. Gimme Some Life
16. Any Way You Want It(Journey)
17. Rock And Roll All Nite(Kiss)
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18. TRUE ROMANCE
19. Angel
20. Saturday Night(Bay City Rollers)
21. どこにもかえらない
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22. 上を向いて歩こう
今回のライブ、オフィシャル BBS でも賛否両論だった。私は、それがイイ、とは言わない。けど、祥子さんの原動力はその “感情の揺れ” だと思うから、それを目の前で見れたっていうのは、ひょっとしてすごく貴重な経験だったのかなーと思う。
それによって、続く曲がドキドキするくらいのものすごい迫力だったし、私も一瞬、ここにつなげるための演出だったのかな、とも思った。もしそうだったらスゴイ。だってほんとに怖かったモン。
その直前の MC で、植木等さんの映画の話をしながら、「気持ちをパッと切り替えることが大切だなって気付いた」、ということを話していたのだけど、祥子さんはホントにパッと切り替えた。切り替えようとしてるなって思った。えらいなーと思った。そして、客席の、みんなが体を動かしている様子を見て、感極まって泣いちゃったのかなーって、もらい泣きしちゃったよ。
いろいろ言う人もいるけど、みんな正しいと思うんだよね。(ちったー遠慮しろよというのもあったけど)。けど、「Not a Machine」(←という新曲があるらしい)。そんだけ不安定で、真剣に、一生懸命生きてる祥子さんだからこそ、まさにイノチを切り取ったような作品ができるし、演奏ができるんだと思うんだ。
とかなんとか好き勝手語ってるけど、私はまだ祥子さんのファンになってほんの 2〜3年のピヨピヨです。けど、イイもワルイもひっくるめて、一生懸命生きてる祥子さんが好きだなーと思う。いや、好きだなーというか、目を逸らせない、かな。
5月のライブも楽しみだなー。“鈴木祥子×鈴木さえ子×矢部浩志” ドラマー 3人、ていうか マルチプレイヤーが 3人。誰が何をどんな風に演奏してどんな風になるのか、さっぱり想像もつかないぜ。