いやーなんか、ぼうーっとしてしまう。直枝さん、かっこよかったなぁ。かなーり痩せて、髪が伸びてパーマかかってて、なんかこう、全体的にあらくれた感じで、入ってきた瞬間にドキッとした。3月の時点で 7キロ痩せたって言ってたけど、言われてみればって感じでそーんなに分からなかったんだよね。けど今日はほんと、別の人みたいになってた。
◆ 直枝政広
【大食漢】 〜 【やるせなく果てしなく】 。こわい、っていうのが最初の印象。なんだろう、別の人みたい、と思ったからかな。けど、ソロのときって最初の 1〜2曲はいつもそう感じるんだった、そうだった。緊張と気合と、場の雰囲気を読むような。だけどその中で、11周年を迎えた GOODMAN へのお祝いの言葉と、慶一さんがいかに自分に影響を与えたかという話(は、もっと先だったかな?)をキッチリするところが、私が直枝さんを好きな理由のひとつ。
この辺で痩せた話、かな? アレルギーが出たので、鶏肉とか鶏だしとか止めて・・・、だからカレーとか食べてない。というと、会場からオドロキと同情の声。アノ直枝さんが、カレーを食べてないだなんて・・・! 「ラーメンとカレーを止めたら 10キロ痩せました」 たしか、こういう言い方したのだけど、・・・ いったいどんだけ食べてたんだ? とこしょこしょ言ってたらまるで聞こえたかのように、「1日カレー3食とか、夜中に即席ラーメンとか余裕でやってた」と。
半音下げのギターに持ち替えて、そんなことをしなくてもガリガリだった頃の歌を、ということで、【おはよう】 。やーこれも久しぶり。ていうか私、ライブで観たことあるのかなぁ。すっごいキーが高いんだね。「声がーーでないー♪」 いや、ちゃんと出てた。しっかしやっぱこういう直枝さんのギターが好きだなー。直枝さん、アコギの腕がめちゃめちゃ上がってる。
東京の歌、というのを実はあまり作ってない、という話から、あ、「魚藍坂横断」かなーなどと思ったのだけど、なんと、【墨堤にて】 。うわ、うわわーー! 私、この曲をライブで聴いたことがあっただろうか。この曲はバンブルビーのコンピレーション、『墨堤夜景』 に入っているんだけど、実はコレ買ったのは去年の夏、柏にて。リリース当初はライブでもよくやったみたいだけど、あの頃は他の男(旦那)に恋してたからなー。悔しいけど、まあ仕方ない。あんまりヒリヒリと痛くて、iTunes で聴いてても時々辛くなることがあって、聴いてみたかったけど聴くのが怖かった曲。・・・やっぱり、弾き語りはすごかった。
政風会の新曲 【雨に濡れながら】 と、こちらはまったくの初公開の新曲、【Starsailer】 。この 【Starsailer】 にはなんだかビックリ〜。最初はフォークとか古い歌謡曲みたいと思った。暗い、というより、凄みがあるというか。低い位置でのリフと、メロディとギターがユニゾるのがかっこよかった。「これは政風会かな・・・ソロ? いや、カーネーション?」と、まだ決めかねているようだったけど、うーん、今日のギターの感じだと政風会?って思ったけど、とりあえず全バージョン聴いてみたい(笑)
たぶんムーンライダーズの曲だろうと思って調べたけどなかなかヒットしなかった 【独逸兵のように】 。漢字なんだねー。何かぽつ、ぽつ、とつぶやくような感じで、なんだろう?と思ってたらすぐに 【市民プール】 。この流れがすごーくよかった。
それから、ソロではお馴染みの 【Juicy Lucy】 〜 【Wild Fantasy】 〜 【Angel】 。この辺がなんかちょっといつもと違うあらくれ感を感じた。【Wild Fantasy】 なんてカッティングが倍速で(笑) な、直枝さん、どーしちゃったの?とか思ったり。うーん、私はいつもの伸びやか〜なバージョンの方が好きかも。
最後に慶一さんを呼び込んで。慶一さん、いきなりヘンな質問をするものだから、慶一さんもそういう人なのかと思ったら、博文さんの真似、だそうで(笑) そんな繋ぎ?で、 【ヴァージニティ】 。最初は直枝さんが、途中から慶一さんとオクターブ違いで歌うのが、妙ーーーーに色っぽかった。
◆ 鈴木慶一
そういえば私は慶一さんのソロアルバムを聴いたことがないし、ライブももちろん初めて。どんな風になるんだろうー、やっぱり弾き語り? と想像していたのだけど、サンプラーとエフェクターとエレキ。で、ちょっとビックリ〜!
慶一さんが遊んでいるのをみんなで見守ってるという雰囲気がおもしろかった。サンプラーに仕込まれた元ネタとか分かればもっとおもしろかったんだろうなー。けど、途中、煙突の一節を歌ってみたり、「青空のマリー」と THE CURE の曲が似てるらしい、ということで、みんなで検証したり。あ、慶一さんがブログで書いてた、「カーネーションと初めて会った頃、歌詞に、その花の名前使った」という曲、たまたまこういう歌があるのかと思ったけど、こういう経緯で出来た歌詞だったなんて、なんか嬉しいなぁ。
最後に、「直枝くんとやります」と言って、サンプラーから 【運河の兵隊】 が流れ・・・そのドアから入ってくるんだろうドアを見つめること数秒。慌てて出てきたように見えたのは私だけでしょうか(笑)
実は私、この 【運河の兵隊】 に気付かなかったのね。うえー、なんでー?と思ったら、実はこの曲あんまり聴いてなかったらしい。というのも、家の iTunes & iPod には入ってたけど会社のに入ってなかったー。そして 【墨堤にて】 はその逆。くそー、一度整理しなきゃなぁ。
で、この 【運河の兵隊】 がね、最っっ高ーだったなぁ。慶一さんのエレキを抱えて座って足を邪魔そうに組んで、あれは即興だよね。ほんっとに、めっちゃめちゃカッコよかった。思い出しても溜め息が出るくらい、ほんとにほんとにカッコよかった。
どう言ったらいいんだろう。私、直枝さんの弾くアコギが大好きで、この日も 【グレイト・ノスタルジア】 とか 【おはよう】 とか、バンドで耳慣れた曲を弾き語ったときのアレンジの変わりよう ・・・ センスがイイなんて言うと、まるで私が何でも知ってるみたいで嫌なんだけど、そのアレンジの仕方がものすごーく私のツボに入ってて、やー直枝さんのアコギ、サイコウだよ!とか思ってたんだけど。音出た瞬間、やっぱエレキじゃん、エレキがカッコいいじゃん、って思ってた。
ここ最近、政風会復活してからギターがすごいよね。上手くなったとかそういうテクニック的なものもそうだと思うんだけど、直枝さんは今、ギターが楽しいんだろうなぁ、って思う。カーネーションでのギターソロとはちょっと違う (たぶん、○○っぽいとか言うんだろうけど私には説明が出来ない) このカンジは、政風会や、この日も弾き語りのアコギであちこちで見られてのけぞってたけど、エレキではまた違う世界が繰り広げられていた。初めて見る直枝さんだった。・・・ような気がする。
これってそうなんだよね、慶一さんが引き出してくれた直枝さんなんだよなー。私はライブの何が好きって、カーネーションとかバンドでもそうなんだけど、ミュージシャン同士が音を合わせることで、お互い刺激されて、おおお!となる瞬間が見られること。私も慶一さんにありがとうって言いたい!
◆アンコール
また、出会って 23年という話をしたんだっけ? その頃の曲を、という前置きで、慶一さんがサンプラーからリズムを出し、直枝さんがアコギでカッティング。・・・うん? 「Edo River」か? にしちゃその頃って・・・? と思ったら 【トロッコ】 だった。うわあ、そうだったのかー。ひゃーこれね? このコードで何でもできるって言ってたことがあったような。この曲、シンセのイメージがすごく強かったけど、これもまたカッコよかったのだなぁ。
退場の時には手を差し出す慶一さんに気づかず、先に帰ってしまいそうになる直枝さん。大きく手を伸ばして握手すると、慶一さんが、エスコートされて踊る女性のようにくるくると回ってみたり。ああなんか、3月のライブから引き続き、直枝さんの大切な人との間にあるものを見せてもらったようなライブだったな。
<セットリスト> 〜ドンキー日記より
01. 大食漢
02. やるせなく果てしなく
03. グレイト・ノスタルジア
04. おはよう(半音下げ)
05. 墨堤にて(変則チューニング)
06. 雨に濡れながら(政風会曲)
07. Starsailer(新曲 変則チューニング)
08. 独逸兵のように〜市民プール
09. Juicy Lucy
10. Wild Fantasy
11. Angel
12. ヴァージニティ(with 鈴木慶一)
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運河の兵隊(with 鈴木慶一)
トロッコ(with 鈴木慶一)
* * *
今回、歌を歌う直枝さんが、曲により全然違う人に見えた。というか、あらくれモード?への振れかたが結構激しくてドキドキした。ああいう歌い方する直枝さん見るのって、久しぶりのような気がするなー。
今年は、直枝さんが歌を歌うのをまだ 2回しか観てないし、それよりカーネーションを半年も観れてないなんて信じられない。私はまだ、Rock Love の延長にいるけど、あれから半年。直枝さんは、本やら映画やら政風会やら、まだ私たちに伝わってこない活動をしていて、・・・していることは分かっていて、だから全然別の場所にいることは分かってるんだ。
あーあ、なんでリリースものって時差があるんだろう。いや、なんでってそりゃなんでか知ってるけどさ。ライブはいつでも「今」を共有できてたから、常に一体♪って感じがしてたんだけどね。「こんなに長いこときみに会えないことはなかった」って、確かそんなような歌詞だったよね、 「雨に濡れながら」。
なんかなー、直枝さんは今、主にどんなことに気持ちを傾けてるんだろ。なーんてね。元気そうな、しかもめちゃめちゃカッコよくなった姿を見れて嬉しかったけど、会ったのに、また会いたくて会いたくてたまらない。
けど、こうやって大田さん → 矢部さん → 直枝さんと会うことが出来て、次はやっっっっっとカーネーションで、秋からはツアーが待っている。他にもこの半年待たされた分のリリースが続々・・・だよね?ね?
MC で矢部さんのソロアルバムの話をしたとき、 「おれもいつか2枚目を・・・。けど、カーネーションありき、でやっているので。みんなそうだから」 というようなことを言っていた。昔、プロの作詞家として契約しないか、という話があったときも、 「おれにはバンドがありますから」 と断ったという。この辺は、 Radio Hurricane 聞いてから全然心配してないよ。むしろ、3人別々の活動をして、それがこれからどんな影響を与えて、どんな風になるんだろうって楽しみだし。
ああー、次は夕張かぁー。カーネーションに、会えるんだねぇ。・・・行けない人、ゴメン! 楽しんでくるよ。それまでに、携帯変えるから! て、アップするのは食べ物の写真ばっかりになりそうな予感(笑)

でもこの日のベストは慶一さんの「歩いて、車で、スプートニクで」かな。貫禄勝ち。
そうそう、グッドマンといえば(今回に比べれば)ガラガラと言ってもいい客席の前で3人のカーネーションが「煙突」を本当に久々に演奏したときのことを思い出します。大昔のようだ。(うわー長くなった!)
やっぱり慶一さんのことを知ってるのと知らないのと、全然印象が違いますね。うーん、久しぶりにちょっと置いてけぼり感(笑)
「独逸兵のように」はすっっごく気になってます。原曲聴いてみたいーと思ってチェックしてました。そういえば季節外れなんですね。なんでこの 2曲をつなげたんだろう? ほんのちょっとだっただけに、かえって引っかかってます。
声、軽かったですか? 私はそんなに気になってませんでした。ていうか、曲によってガラッと変わる直枝さんにドギマギしてて集中してなかったか?(笑) 「グレイト・ノスタルジア」の声がすごくいいなぁと思ったのと、「トロッコ」がね、私なぜだか良く覚えてないんです。すごいぽわーっとウットリ聴いてた記憶はあるんだけど。
>でもこの日のベストは慶一さんの「歩いて、車で、スプートニクで」かな。貫禄勝ち。
ああ、わからない・・・(悔)
いいライブですね。心がじんわり豊かになりますよ。
直枝さんの痩せっぷりに
「カレー・・・ラーメン食べるのやめなきゃ」と目がウツロ
になりましたが、鶏肉でしたか。
ソロの直枝さんの横顔は、私の知らない人のようで
時々ドキリとします。そして見慣れた笑顔にホッ、とします。
「独逸兵のように(シャルロットへ)」は、今の時代には
ちょっと出てこないであろう浪漫溢れる美しい世界観の
曲なのでお勧めですよ。
この曲の入っている「MOON RIDERS」(77年!)自体が
捨て曲なしの超名盤なので、中古ショップで是非(笑)
カレーとラーメン、私も一瞬ウツロになりましたが、私の食べる頻度で言ったらやめてもやめなくても影響はない、という結論に達しました(笑)
ドキリとホッ、なんかすごく分かります。この日は特にそうだったかな。最後はいつもの直枝さんだったような気もするけど。
ムーンライダーズは遡って集めようと思ったのですが、何しろ大量すぎて何からどう責めたらいいか分からず。でも、こうやって気になった曲をきっかけに、っていうのはいいかもしれないですね。オススメありがとうございます。
てか、な、77年の歌なんですか!? すごいなー。なぜ直枝さんがこの曲を選んだんだろう・・・。