2004年11月07日

「枕草子REMIX」酒井順子

「枕草子」を著者が超現代風に意訳しただけでなく、平安文化や清少納言について語っているのだが、これがすっごく面白い!
随筆=エッセイだっていうことは知ってたような気もするけど、今で言うエッセイとは全然結びついていなかった。

平安時代の貴族が書いたものだから、さぞかし高尚な読み物なのだろうと思っていたのだが、今現代の私たちがこうやってブログを書いてるのと同じ。しかも、女子高とか給湯室とかで繰り広げられる、女子特有の、時にはえぐい話もあり。

面白いのは、著者酒井順子と清少納言が対談してるところ。もちろん、著者が清少納言に1000年ぶりに降りてきていただいて、という設定なのだが、すごく面白くて分かりやすい。

あと、まず状況説明があって、原文の横にルビのように意訳がつけられているところがあるのだが、単語の意味さえ分かれば読めるよこれー。こんな風に古典をスイスイ読めたら面白いだろうなぁ。外国語より簡単そうだしかっこいいかも!

と、本自体は買っちゃおうかと思うくらいとっても良かったのだが、この、ものすごい意気投合している酒井順子と清少納言。こういうタイプとは、私は友達になりたくない…というより、とても警戒心を覚える人種だ。こういう人たちの話を聞くのは、噂の当事者じゃなくても自分のことを言われているような気がして、イヤーな気持ちになるのよねぇ。

この人の「負け犬の遠吠え」は、随分長いこと図書館の順番を待っているのだが、もしかすると私には合わないかもなぁ。でも、もしこういう古典関係の本だったら、また読んでみたいな。
posted by あや at 22:19| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) |
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